Subject:
詩篇129篇の構造と研究課題
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2006/04/03 10:26
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇129篇の構造と研究課題を考えました。

【テーマ】
・彼らは私の若いころからひどく私を苦しめた
・主は悪者の綱を断ち切られた
・シオンを憎む者が恥を受けるように
・主の祝福があるようにとは言わない

【構造】

1-3節 彼らは私の若い頃からひどく私を苦しめた
4節 主は正しい:悪者の綱を断ち切られた
5-6節 恥:~のようになれ
7-8節 祝福があるようにと言わない

【研究課題】
・通りがかりの人が祝福があるようにと言わない所を見る。
・都上りの詩篇に見えないが、都上りの中でのつながりを見る(詩篇124篇に
「~。さあ、イスラエルは言え。~」という同じ形式の言い方がある)。

【問い】

・この詩篇の中に書かれている祝福は個人的なものに見えるが、エルサレムの繁
栄とのつながりは何か。
・なぜ妻は家の奥にいるのか。
・なぜ、オリーブの木、ぶどうの木というたとえをつながっているのか。

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