Subject:
詩篇129篇 124, 128篇との関係(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/04/06 10:12
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

129篇に似ているテーマがある124篇と128篇との関係について研究しました。

■124篇

この詩篇は最初に「もしも主が私たちの味方でなかったなら」ということを2戒
繰り返す所から展開していく。これは129篇では「彼らは私の若いころからひど
く私を苦しめた」という言い方に置き換わっている。内容はまったく違うように
見えるが、形が似ていることから関係を考える手がかりになっている。124篇の
テーマは「助ける」ということであり、主が敵の手から私たちを助け出してくだ
さるということが詩の中で繰り返されているテーマである。それで最後に主の御
名に助けがあることを確信するのである。それに対して129篇のテーマは「祝
福」であり、主が私たちを祝福してくださることを信じている。悪者は祝福され
ず、実を結ばなくなるが、正しい者は主の御名によって祝福されるのである。

■128篇

129篇は、悪者の下で奴隷となっていた時には祝福がなかったが、悪者から祝福
は取り去られ、苦しみから断ち切られた時に祝福を得るようになるという詩篇で
ある。この祝福というテーマは128篇にでてくる。この詩篇で大切なのは、主を
恐れ、主の道を歩む者が祝福されるということである。その祝福とは実を結ぶ祝
福であり、平和が与えられている状態である。エルサレムが良いものとなり、平
和になる時に実を結ぶことができるのである。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you!