Subject:
詩篇129篇 ナホム書
From:
Hikaru Saito
Date:
2006/04/06 13:10
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは。斎藤光です。
ナホム書と詩篇129篇のつながりを見ました。

・「主は復讐する神」
ナホム書の最初のところで、主が復讐するねたむ神であるということが書かれ
ている。続けて、ナホム書全体では主が主の民をいじめるアッシリヤ、ニネベ
にたいしてさばかれるという大きなテーマがある。129篇で、主はイスラエル
の民にたいして悪い仕打ちをする者を、正しくさばかれる。

・「刈り株のように焼き尽くす」
これは、主が復讐されると言うことを具体的に表した表現であるが、主が悪者
の綱を断ち切られるということと、焼き尽くされると言うことは同じテーマで
ある。また、屋根の上の草のようになるということばも、同じであるというこ
とがわかる。

・「主に勝つことはできない」
ナホム書の中で、主の大いなる怒りに耐えられないということが出てくる。主
の民であるイスラエルも同じである。主がイスラエルの味方なので、敵は勝つ
ことができない。それどころか、主が彼らにたいして復讐をされるのである。

・「恥を見せる」
ナホム3章で、神はアッシリヤの恥を諸王国に見せると言っている。主はシオ
ンを憎む者に、恥を見せられる。それは、主が彼らに立ち向かわれるからであ
る。

・「苦しめない/苦しめた」
主はもうイスラエルの民を苦しめない。主はアッシリヤのくびきをイスラエル
の民からはずして砕かれる。129篇においては、敵が詩人を苦しめている。し
かし、主の助けがあるので、彼らは勝つことができない。


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Hikaru H. Saito
mailto:hikaru@4saito.com
God bless you!
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