Subject:
詩篇130篇「祈り」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/04/12 13:21
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

+ちゃんくんです。

祈りを見ました。

■第二歴代誌6章、第一列王記8章

この二つの箇所にはソロモンの祈りがかかれている。
ソロモンは主の宮を立て終わったあとに祈りをささげた。
第二歴代誌のほうには、祈りに耳を傾けてくださいという言い方がでてくる。
このソロモンの祈りは130篇をもとになっているのか、130篇がソロモンの祈り
をもとにしているのかはわからない。
ソロモンは天幕の青銅の祭壇と同じ大きさの足台の上で祈っている。
神殿の青銅の祭壇は天幕のものよりも大きい。
天幕の場合は、動かしやすいようになっている。

■ダニエル書9章

これはダニエルの祈りで、灰をかぶって祈っている。
灰をかぶって祈っているということは、自分をいけにえにしているということである
。
9章14節の見張りは130篇3と6節の見張りを思い出す。
また、主は正しいということは129篇を学んだときに見たテーマである。
祈りの最後のところで、赦してください、心に留めてください、遅れないでください
と言っている。
遅れないでくださいということは待っているということである。

■ネヘミヤ書1章、9章

1章9節では申命記30章で約束されていることに訴えている。
1章の祈りの最後では、耳を傾けてくださいということを言う。
また、耳を傾けてくださいという言い方から祈りも始まっている。

9章の17節と31節のところでは、出エジプト記34章6節に訴えている。
17節では赦しの神という言い方をする。
この祈りの最初のほうでは歴史をはなしている。

■コメント

ネヘミヤの祈りはバビロンから帰ってきたあとに祈られものである。

ダニエルの場合はバビロンから主に向かって祈っている。

ソロモンの祈りの中では、もし、追い散らされているところで、主に祈るなら、聞い
てくださいということを祈る。

130篇はこの三つの祈りを要約したものである。
ソロモン、ダニエル、ネヘミヤの祈りを見れば、130篇は都上りの歌であることが
よくわかる。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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