Subject: 130篇「水曜日の聖書研究」 |
From: +shinya@kanno.com |
Date: 2006/04/12 16:11 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
+ちゃんくんです。 130篇「水曜日の聖書研究」06/04/12 ■130篇の4節の訳(赦し) ほんとは、「こそ」ということばは入っていない。 キーを「こそ」ということばに訳してしまった。 あがないがともにとあるように、赦しが主とともにとなっている。 赦しの神(ネヘミヤ書9章17節、ダニエル書9章9節) ネヘミヤ書1章5節からに、似たような祈りがある。 ダニエル書9章のところは、ダニエルの祈りである。 ネヘミヤ書1章6節、11節に耳を傾けてくださいという言い方がある。 祈りに耳を傾けてくださいということは第二歴代誌のソロモンの祈りの中にもある。 耳を傾けてくださいという言い方は思っているよりもあまりない。 ネヘミヤも、ダニエルも、祈りの中でソロモンの祈りに訴えている。 130篇は86篇に似ている。 86篇は耳を傾けてくださいという言い方から始まっている。 また、赦しの神であられるということも言う。 第一列王記のソロモンの祈りの方には、耳を傾けてくださいという言い方がない。 ■130篇の構造 今のところは、1ー2節、3ー4節、5ー6節、7ー8節の四つにわけて、考えてい る。 赦しの神について、不義を見ないということから学ぶことができる。 恵みの神については、不義から購うということにおいて見ることができる。 ■見なければならない箇所 第二歴代誌6章、第一列王記8章のソロモンの祈り。 ネヘミヤ書1章、9章のネヘミヤの祈り。 ダニエル書9章のダニエルの祈り。 詩篇86篇。 この箇所を見てくると、なるほど、130篇は都上りの歌なのかということがわかる 。 130篇はソロモンの祈りをまねしたのか、ソロモンがまねしたのかはわからない。 ソロモンは青銅の祭壇の形と同じ、足代の上で祈った。 ダニエルは自分をいけにえのようにして、祈っている。(灰をかぶって) ダニエルの祈りの中で、遅れないでください、赦してくださいと言う。 この遅れないでくださいは待っているということである。 9節で、申命記30章4節で約束されていることに訴えている。 これらの箇所が130篇の中に要約されている。 ■悔い改めの詩篇 ジャンル分けしてしまうと、130篇は悔い改めの詩篇の一つになる。 全部で、悔い改めの詩篇は七つある。 (6、32、38、51、102、130、143篇) ルターはパウロ的詩篇が好きと言われている。 それが、悔い改めの詩篇であった。 悔い改めの詩篇という分け方にしてしまうのは、よくない。 ほかの詩篇は悔い改めていない感じである。 悔い改めというと、個人的な話をしているかのようになってしまう。 それいうならば、ソロモンの祈りは、悔い改めの詩篇である。