Subject:
詩篇131篇 クロスリファレンス
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/04/19 12:06
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇131篇のクロスリファレンスを見ました。

■神様は高ぶる者を低くされる:

詩篇131篇で、詩人は「私の心は誇らず、私の目は高ぶりません…」と言って
います。そして、2サムエル22章28節の箇所には、反対に、高ぶる者はどう
されるか、ということが書かれています。神様は、高ぶる者は低くされ、悩む者
(低い者)を救ってくださる方である、ということをダビデは賛美しています。
また、イザヤ書2章11節を見ると、神様は、高ぶるものの目を低くし、また、
高慢な者をかがめられる方である、ということと、「では誰が高くされるのか」
ということがわかります。それは、だれかというと、「主おひとりだけが高めら
れる」のです。そして、次のゼパニヤの3章11節のところでは、神様は「へり
くだった、寄るべのない民を残し」、「おごり高ぶる者を取りさる」ということ
をが書かれています。

■「心は誇らず、目は高ぶりません」の反対:

詩篇131篇の詩人は高ぶる者ではありませんが、箴言30章13節に出てくる
人々は正反対です。ここの人は、「自分の父をのろい、自分の母を祝福しない世
代。自分をきよいと見、汚れを洗わない世代。なんとも、その目が高く、まぶた
が上がっている世代。歯が剣のようで、きばが刀のような世代。彼らは地の苦し
む者を、人のうちの貧しい者を食い尽くす。」です。ここに書かれているよう
に、高ぶる者とは弱い者たちを食い尽くすものたちです。

■神様は高く上げられる方:

イザヤ書に、高ぶる者は低くされるが、神様は高く上げられる、という箇所がた
くさんでてきますが、イザヤ書5章15節もその中のひとつです。ここからわか
るのは、神様が高く上げることは、ご自分が聖なる方であることを示すことであ
る、というのがわかります。また、ここから、神様が高ぶる者を低くされるの
は、彼らが主のみわざに目を向けず、御手のなされたことを見もしない、からで
あることもわかります。

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 Miwaza J. Kanno
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