Subject:
詩篇132篇 エフラテ、ヤアルの野(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/04/25 11:58
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

6節の「エフラテ」という場所と「ヤアルの野」という場所についてまとめました。

■エフラテ

実を結ぶという意味のエフラテという名前は、場所の名前として10回使われてい
る。創世記39章、ミカ書5章などを読むと分かるように、そこでは、ベツレヘム
の別名として書かれている。

ベツレヘムはイスラエル人にとってとても重要な場所である。ヤコブの息子、ベ
ニヤミンはそこに行く途中の道で産まれ、ダビデの先祖、エリメレクとナオミは
ベツレヘム出身であった。また、ダビデ自身もベツレヘムのエフラテ人であっ
た。最終的にこの場所で主イエス・キリストが生まれるということで成就するの
である。

この場所には神の契約の箱も、天幕も置かれたことはないが、王がでてくる場所
としてとても重要なのである。

■ヤアルの野

ヤアルという言葉は「木」という意味であるので、英語では森の野という翻訳に
なっている。ヘブル語の対訳の本ではキルヤテ・エアリムを指している言い方だ
という説明になっている。キルヤテ・エアリムとは森の町という意味である。

キルヤテ・エアリムはユダの相続地の中にあった。この場所には20年ほど契約の
箱が置かれていた。サムエルの時代にペリシテ人に箱が奪われたが、それが戻っ
てくる時にキルヤテ・エアリムに置かれ、ダビデが戻すまで20年間そこに置かれる。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34