Subject:
詩篇132篇 ステパノの答え
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/04/27 11:53
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

使徒7章のステパノの答えを分析しました。

■全体:

偽りの証人たちと、議会の人々は、ステパノを捕らえて、彼が聖なる所と律法と
に逆らうことばを語るのやめない、と言って訴えました。そのために、ステパノ
はイスラエルの歴史と、偽りの証人たち、また、大祭司に対する罪の宣告によっ
て、答えました。

■聖所、神の住まい:

ステパノの答えの中で、最初に「聖所、神の住まい」に関係する話がでてくるの
は、7節です。この節には、イスラエルが奴隷にされた後、その国から逃れ出
て”この所”で礼拝する、という預言が書かれています。これは、アブラハムに与
えられた契約です。

30節には、シナイ山の荒野でモーセが見た、燃える柴についての事が書かれて
いますが、この燃える柴のストーリーを見ると、出エジプト記3章5節(使徒7
章33節)で、その場所は、神様が”聖なる地”である、と言った場所であること
がわかります。

44節から45節の箇所には、モーセの時代のあかしの幕屋についてかかれてお
り、その幕屋は神様に命じられたとおりに作られていて、代々受け継いでいき、
ヨシュアとともにカナンの地に運び入れられた、と書かれています。

そして、46-50節のところで、ステパノはソロモンの神殿について語ってい
ます。ここに書かれているとおり、ダビデは神の住まいを建てたいと願っていま
したが、建てたのはソロモンでした。ここの箇所で、神の住まいは”ヤコブの神
のための御住まい”と呼ばれています。

■正しさ:

24-29節のところには、モーセがイスラエル人を救い、エジプト人を殺した
ストーリーが書かれています。このストーリーの中で、モーセは正しさを行いま
したが、イスラエル人たちは彼を押しのけて、”だれがあなたを、私たちの支配
者や裁判官にしたのか。”と言いました。39節でも、イスラエル人はモーセが
出エジプトを導く者に後に、エジプトをなつかしがって、彼を退け、彼に従わな
かったということが書かれています。そして、かわりに、彼らは偶像礼拝をし
て、アロンに金の子牛をつくってもらい、それを拝みました。

■約束:

詩篇132篇には、神様がダビデの契約を覚えてくださる、という話がでてきま
すが、神様の約束については、ステパノの答えの中にもでてきます。

まず、最初にでてくるのが、アブラハムの契約です。神様は、そこで、アブラハ
ムに、彼の子孫に相続地を与えてくださる、と約束してくださいました。そし
て、そのとおりに、モーセの時代にカナンの相続地があたえられました。また、
神様はアブラハムに約束してくださったとおり、奴隷となったイスラエルを、救
い出して下してくださいました。

また、神さまは、詩篇132篇にも書かれているとおり、ダビデに約束してくだ
さったとおりに、ソロモンの時代に神のための家を建てさせてくださいました。

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 Miwaza J. Kanno
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