Subject:
詩篇133篇 クロスリファレンス
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/05/09 11:28
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇133篇のクロスリファレンスをみました。

■詩篇122篇8節:

詩篇133篇の一節には、詩人の”兄弟”たちについての話がでてきますが、都上
りの詩篇である、122篇でも、詩人は”私の兄弟”という言い方をして、彼らに
平和があるように、と言っています。

■創世記13章8節:

この箇所においては、アブラハムの家畜の牧者たちと、ロトの家畜の牧者たちの
間で争いがあったということが、書かれています。そのストーリーにおいて、ア
ブラハムは自分たちは親類同士なので、このような争いがないように別れて、別
々の土地に住むようにと、ロトに言っています。つまり、彼らは兄弟であったの
に、共に住むことは、良いことではなく、争いを引き起こすものであった、とい
うことです。

■ヘブル13章1節:

ヘブル13章1節において、パウロは教会に対して、兄弟愛をいつも持つように
教えています。また、その後の2節には、具体的に兄弟愛をもつとはどういうこ
となのか、ということが書かれています。兄弟愛をもつということは、「旅人を
もてなすことを忘れてはいけません。こうして、ある人々は御使いたちを、それ
とは知らずにもてなしました。牢につながれている人々を、自分も牢にいる気持
ちで思いやり、また、自分も肉体を持っているのですから、苦しめられている人
々を思いやりなさい。」ということです。

■出エジプト記29章7節:

この箇所は、祭司アロンに油を注ぐ時のことについての命令です。また、この
29章には、アロンの祭司としての服についてのことも書かれています。また、
この祭司の頭に注ぐ油については、出エジプト記30章25節に「あなたはこれ
らをもって聖なるそそぎの油を、調合法にしたがって、混ぜ合わせの香油を作
る。これが聖なるそそぎの油となる。」と書いてあります。

■詩篇141篇5節:

この箇所において、詩人は正しい者の愛による懲らしめが、頭に注がれる油であ
る、つまり、詩篇133篇と一緒に考えれば、祝福であるということを言ってい
ます。

--------------------------------------
 Miwaza J. Kanno
 miwaza@miwaza.com
 http://miwaza.com
 God be with you           :)
--------------------------------------