Subject:
詩篇133篇「大祭司の服」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/05/10 11:14
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

大祭司の服について考えました。

133篇について考えるときに、大祭司の服について知ることは非常に大切なこ
とである。

大祭司の服については出エジプト記28章で教えられている。

■出エジプト記28章

心に知恵のあるものたちがアロンの聖なる装束を作らなければならない。

彼らの作らなければならないものは6つ。
1)胸当て
2)エポデ
3)青服
4)市松模様の長服
5)かぶり物
6)飾り帯

エポデは金色、青色、紫色、緋色のより糸、撚り糸で織った亜麻布を用いて、巧
みなわざによって、作らなければならない。

また、肩には二つの肩当てをつけなければならない。

エポデの上に結ぶあや織りの帯はエポデと同じ材料を使って作る。

二つのしまめのう上にはイスラエルの子らの名を刻む。
一つの石に六つずつ名を刻む。その名前は生まれた順番に刻む。
この二つの石はイスラエルの記念の石とする。
二つの石は金のわくにはめる。

二つの純金の鎖を作って、それを編んで撚ったひもとして、先のわくに取り付ける。

さばきの胸当てを巧みな細工で作る。
それもまた、エポデの細工と同じように作らなければならない。
胸当ての中には宝石を四列ずつにはめ込める。

第一列)赤めのう、トパーズ、エメラルド
第二列)トルコ玉、サファイヤ、ダイヤモンド
第三列)ヒヤシンス石、めのう、紫水晶
第四列)緑柱石、しまめのう、碧玉

これらもまた、金のわくにはめこめる。
この宝石はイスラエルの子らの名によるもので、したがって十二個でなければな
らない。
その印の彫り物が一つの名につき一つずつ、なければならない。
胸当てには編んで撚った純金の鎖をつける。
胸当ての両端には金の環をつける。二筋の金のひもを胸当ての二つの金の環につ
ける。

胸当ては青ひもで、その環のところをエポデの環のところに結びつける。
アロンが聖所にはりうときには、さばきの胸当てにあるイスラエルの子らの名を
胸の上にのせ、絶えず主の前に記念としなければならない。
エポデの下に着る青服は青色の撚り糸だけで作る。
その真ん中には頭を通す口を作る。口の周囲はほころびないように、よろいのよ
うにえりを作る。

青色、紫色、緋色の撚り糸で、ざくろをつくり、裾の回りにつける。
その回りのざくろの間に金の鈴をつける。
青服のすその回りに金の鈴、ざくろ、金の鈴、ざくろとなるようにする。

アロンはこれを努めを行うために着る。
聖所にひあり、主の前に出るとき、また去るときにもその音が聞こえるようにする。
なぜなら、彼が死なないためである。

また、純金の札をつくり、そのうえに「主への聖なるもの」と印を彫る。
これは青ひもにつけ、それをかぶりものにつける。
これが、アロンの額の上にあるなら、イスラエル人の聖別する聖なるもの、彼ら
のすべての聖なるささげものの咎を負わなければならない。

これらのものが主の前に受け入れられるように、絶えずアロンの額の上になけれ
ばならない。
亜麻布で、市松模様の長服をつくり、亜麻布でかぶりものを作る。
彼らに栄光と美をあらわすターバンを作らなければならない。

この服を大祭司に着せ、油を注いで、祭司職に任命する。

■大祭司の意味

大祭司についてはヘブル人への手紙で詳しく教えられている。

大祭司が民の中で一番上のものである。
年に一度だけ、至聖所にはいることができるが、死ぬかもしれないという覚悟を
持ってはいらなければならない。
大祭司が至聖所にはいるときには、足にひもをつけておいて、死んだらひっぱり
出せるようにもしておく。

しかし、私たちはキリストの尊い血によって至聖所に大胆にはいることができる
ようになった。
また、私たちは祭司たちができなかったことをすることができる。

古い契約においては、象徴として、動物をいけにえとしてささげていた。
キリストの一度だけの死によって、私たちの罪は完全に贖われた。

私たち、クリスチャンはキリストの血によって、聖なるものとされた。

聖書の中で一番最初に出てくる大祭司はメルキゼデクである。
メルキゼデクはサレムの王でもあり、神の大祭司でもある。
キリストはそのようなお方であられる。このことは何度もヘブル人への手紙の中
で言われている。
これは110篇4節の引用である。

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