こうです。偶像はむなしいということについて見ました。
【むなしい偶像】
●詩篇31:6
私は、むなしい偶像につく者を憎み、主に信頼しています。
・ダビデは苦しみの中にあるがむなしい偶像に信頼しないで、主に信頼している。
●詩篇97:7
偶像に仕える者、むなしいものを誇りとする者は、みな恥を見よう。すべての神々よ。主にひれ伏せ。
・主は王でその偉大さのゆえに偶像を誇るものは恥を見る。
●詩篇115:4
彼らの偶像は銀や金で、人の手のわざである。
・ここでは134篇と同じような言い方を用いて偶像のむなしさをあらわしている。
●イザヤ44:9・10・15・17
偶像を造る者はみな、むなしい。彼らの慕うものは何の役にも立たない。彼らの仕えるものは、見ることもできず、知ることもできない。彼らはただ恥を見るだけだ。
だれが、いったい、何の役にも立たない神を造り、偶像を鋳たのだろうか。
それは人間のたきぎになり、人はそのいくらかを取って暖まり、また、これを燃やしてパンを焼く。また、これで神を造って拝み、それを偶像に仕立てて、これにひれ伏す。
その残りで神を造り、自分の偶像とし、それにひれ伏して拝み、それに祈って『私を救ってください。あなたは私の神だから。』と言う。
・イザヤはここで偶像と偶像を作る者たちをばかにしている。
●イザヤ45:20
諸国からの逃亡者たちよ。集まって来て、共に近づけ。木の偶像をになう者、救えもしない神に祈る者らは、何も知らない。
・天を創造された方は私が神でほかにはいないということをここで言っている。
●エレミヤ10:9・14
銀箔はタルシシュから、金はウファズから運ばれる。偶像は木工と金細工人の手の作。その衣は青色と紫色、これらはみな、名匠の作。
すべての人間は愚かで無知だ。すべての金細工人は、偶像のために恥を見る。その鋳た像は偽りで、その中に息がないからだ。
・偶像はおろかな人間に作られたものでむなしく、物笑いの種である。
●エレミヤ51:17
すべての人間は愚かで無知だ。すべての金細工人は、偶像のために恥を見る。その鋳た像は偽りで、その中に息がないからだ。
・これは前のところとまったく同じである。
●ヨナ2:8
むなしい偶像に心を留める者は、自分への恵みを捨てます。
・これはヨナが魚の腹の中から祈った祈りである。
以上です。