Subject:
詩篇135篇 クロスリファレンス
From:
Miwaza Jemimah
Date:
2006/05/25 10:04
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇135篇のクロスリファレンスをみました。

■詩篇78篇:

詩篇には、出エジプトのストーリーに関する詩篇が、詩篇78篇など、いくつか
ありますが、それらの詩篇は、詩篇135篇と違って、イスラエルの出エジプト
の時の罪、神様への反逆についてたくさんかかれています。しかし、詩篇135
篇の場合は、神さまのエジプトに対するさばきに、中心がおかれています。

■申命記29章:

詩篇135篇には、神様がエジプトをさばかれた、ということが書かれています
が、それに加えて、他の周りの国々、エモリ人(民数記21章21-26節)や
バシャン(民数記21章33-35節)、カナン(ヨシュア12章7-24節)
などもさばかれた、ということも書かれています。同じことは、申命記29章に
書かれています。

■~の家よという言い方:

詩篇135篇の最後にでてくる”~の家よ”という言い方は、詩篇の中に3回でて
きます。最初は、詩篇115篇で、ここでは、イスラエルの家、アロンの家に対
して、主に信頼するように、と呼びかけられています。そして、次の詩篇118
篇では、主の恵みはとこしえまで、と言うように、呼びかけられています。そし
て、最後が詩篇135篇です。

■詩篇50篇4節:

神様が御自分の民をさばかれる、ということについては、詩篇50篇に書かれて
います。ここからは、神様が、御自分の民を裁かれるのは、神さまが義なる方で
あり、神こそが審判者である、からだということがわかります。

■詩篇136篇:

詩篇136篇は、ひとつのことを言ってから、その恵みはとこしえまで、という
ことを言う形の詩篇ですが、その中の、10-22節のなかで、神様が大いなる
王たちを裁かれた、ということについて、その恵みはとこしえまで、と賛美して
います。

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 Miwaza J. Kanno
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