Subject:
詩篇136篇「その恵みはとこしえまで」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/05/29 11:27
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇136篇「その恵みはとこしえまで」という言い方を研究しました。

その恵みはとこしえまでという言い方はダビデの第一歴代誌16章34節が一番
最初である。
ヘブル語では「レオラムハスドー」という言い方である。
レオラムがとこしえ、ハスドーが恵みである。

この直接の言い方は全部で37回ある。
そのうちの26回が136篇で使われている。
ほかは歴代誌、エズラ書、エレミヤ書でこの言い方が使われている。
歴代誌は第一に一回、第二に三回。
エズラ書とエレミヤ書はどちらとも一回である。
あと、詩篇に100、106、107、118篇でも使われている。

第一歴代誌16章というのは105篇、96篇、106篇が一つになっている。
105篇と106篇は部分であるが、96篇はまるごと歌われている。
ダビデが契約の箱をダビデの町に運び上ったときに歌われたものである。

主の恵みはとこしえまでという言い方は第一歴代誌16章41節と103篇にも
ある。118篇にも何回か出てくる。
となると、37回以上使われているということになる。

エズラ書では、神殿の礎が据えられたときに歌われた。
第二歴代誌では契約の箱が神殿に運び入れられたときに歌われた。

エレミヤ書ではバビロンから連れ帰るときに歌われると預言されている。
136篇ではその恵みはとこしえまでで、内容がエジプトから連れ出されたに
なっている。

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