Subject:
詩篇136篇「前後の詩篇とのつながり」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/05/31 7:05
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

詩篇136篇「前後の詩篇とのつながり」を見ました。

■135篇とのつながり

135篇は115篇に似ているが、135篇は実は136篇にも非常に似ている。
136篇の4節にある大いなるという言い方は135篇の5節にある。
また、エジプトの初子を打たれたということも135篇の9節と136篇の10
節にある。

神様は天で、地で、淵で、望むところを行われるということを言っている。
しかし、136篇では天、地を造られたということを言っている。
135篇ではとくに荒野の話は出てこない。

エモリ人の王シホン、バシャンの王オグの話はカナンではなく、荒野の話である。
なのに、135篇ではカナンのすべての王国をと次に言っている。
135篇の12節と、136篇の21-22節は同じことを言っている。
136篇の構造の中では、これは荒野の話として考えている。

ある注解書では15-18節の偶像の話のかわりに、136篇の23-25節が
あると言う。

今のところの構造では23-24節はバビロンの話として考えている。
もし、そうであれば、バビロンの話が137篇に書かれているということになる
のか。

■137篇とのつながり

137篇がバビロンの話をしているということはだれもがわかる。

137篇にはバビロンから連れ上った話は書いていないようだ。
だとすると、バビロンでの話が137篇で、連れ帰る話が138篇にあるのか。
138篇を見ていると、ちょっとそうではないようだ。

バビロンから連れ上る話はもう135篇の前にあった。
23-24節では救いの話をしているが、137篇では苦しみの話しかない。
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