Subject:
詩篇136篇 137篇との比較(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/05/31 12:04
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇には135篇と似ているテーマがあるが、137篇は全く内容が違う。それ
で、隣の詩篇ではあるが、内容の共通点が明らかではない137篇との関係を考え
ました。

■概略

バビロンに捕らえられ、移された民はシオンを思い出して泣き、賛美することも
できない状況にある。しかし、違法の国々の民はそしり、歌を歌うようにと命じ
る。また、エルサレムのさばきの日に、そこがさばかれることを求めた。それ
で、バビロンの子供たちがさばかれることを求めているのである。

■類似

似ていないように見える詩篇にも類似している部分はある。それは、神が覚えて
くださるということである。136篇では、卑しめられた時に覚えてくださったこ
とを歌い、137篇では、敵の口撃を覚えてくださいということである。

■相違

136篇では26回も主に感謝し、「その恵みはとこしえまで」と言って賛美してい
たが、137篇ではまったく歌うことができない状態になっている。

主が偉大なみわざをなし、エジプトからイスラエルを救い出してくださったのに
対し、バビロンに捕らえられているということは対比的である。イスラエルの民
はバビロンにいながらも、エジプトから救い出されたことを思い出すのである。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34