Subject:
詩篇139篇「母の胎内にいるときから」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/06/20 13:12
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

「母の胎内にいるときから」という言い方を見ました。

■士師記16章17節(サムソン)

サムソンは母の胎内にいるときから、神へのナジル人である。
なので、サムソンのお母さんは酒を飲んではならない。
ナジル人についての教えは民数記6章で命じられている。

■創世記25章22-23節(ヤコブ、エサウ)

ヤコブとエサウは母の胎内でけんかをしていた。
神様はリベカに兄が弟に仕えるということを約束してくださった。

■ルカによる福音書1章41節(バプテスマのヨハネ)

エリサベツがマリヤの挨拶を聞いたとき、ヨハネは胎内の中でおどった。
そのとき、エリサベツは聖霊に満たされた。

■コメント

新約聖書の中にはこの言い方は四回しか出てこない。
それも、福音書の中だけである。マタイとルカとヨハネである。ルカには二回ある。

伝道者の書5章15節とヨブ記1章21節には同じ言い方がある。
「私は裸で母の胎に戻る」

詩篇の中には139篇の他にあと3回が出てくる。22篇には2回ある。
58篇3節には悪者どもは母の胎内を出たときから、さまよっているという言い方
がある。

イザヤ書には5回あって、44章と49章にしかない。

母の胎内にいるときからという言い方が使われる人はおもに上の三人である。

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