Subject:
詩篇140篇「火曜日の聖書研究」
From:
+shinya@kanno.com
Date:
2006/06/27 9:30
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

+ちゃんくんです。

140篇「火曜日の聖書研究」06/06/27 

■よこしまな者

1節の「よこしま」ということばは善悪の知識の木の「悪」と同じことばである。
また、2節の悪をたくらみの悪と同じことばである。
口語訳ではよこしまな人は悪しき者と訳されている。
なぜ、悪者ということばがよこしまな者と訳されるのかがよくわからない。

■全体構造

この構造はセラを尊重して、3節と5節と8節のところで切る。
みんな、構造を考えるときに12ー13節が困ってしまう。
しかし、この構造だと9ー11節のところに12ー13節もくっつけてしまう。

13節の頭の「まことに」はキー(接続詞)である。

四つに分けて、またそれぞれ二つに分ける。
1ー3節は1節、2ー3節になる。4ー5節は4a節、4bー5節。
6ー8節は6ー7節、8節。9ー13節は9ー11節と12ー13節に分ける。

御前と穴というのが反対になっている。
また、感謝と毒というのが反対になっている。

A 1 主よ。暴虐の者から救え
B 2ー3 たくらみ、舌毒 セラ

A 4a 主よ。暴虐の者から救え
B 4bー5 たくらみ、落穴 セラ

A 6ー7 私の願いを聞く
A 8 悪者願い(たくらみ)がならない セラ

B 9ー11 暴虐の者に毒、炭火、穴落
B 12ー13 悩む者、貧しい者をさばき
  キー 正しい者は主に感謝、直ぐな人は御前に住む

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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