Subject:
詩篇140篇「141-143篇とのつながり」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/06/29 12:21
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

140篇から143篇のつながりをもっとこまかく見ました。

■テーマ

どの詩篇にも穴にいるというテーマがある。
しかし、140篇と141篇だけには悪者が穴に落ちるようにという願いがある。

140篇以外の3篇は主を呼び求めますという言い方で始まっている。
でも、140篇の途中の6節には願いの声を聞いてくださいという言い方がある。

頭、口というようテーマは140篇と141篇にしかない。
しかし、たましい、霊ということばは142篇と143篇にしかない。

142篇の7節と140篇の13節はまったく同じことを言っている。
御名に感謝するというテーマがまず最初にある。
昨日の聖書研究では御前に住むということは、教会とともにいるということであ
るということを言っていた。
142篇では正しい者がともにいるということを言っていて、140篇では御前
に住むということを言っている。

■構造

・140篇の構造

A 1-2節 
  B 3節 

A 4a節 
  B 4b-5節 

A 6-7節 
A 8節 

  B 9-11節 
  B 12-13節 

・141篇の構造

A 1-2節 
  B 3-4節 
  B 5-7節 
A 8-10節 

・142篇の構造

A1-2節 
  B 3-4節 
A 5-6節 
  B 7節 

・143篇の構造

A 1-4節 
  B 5-6節 
A 7-10節 
  B 11-12節 

140篇と142篇がつながっていて、141篇と143篇が並行している。
となると、この四つの詩篇の構造はABABになる。

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