Subject:
RE: [saiwainet] 詩篇30篇、「ゆるがない」について(じゅんママ)
From:
kanno@kanno.com
Date:
2001/04/04 21:18
To:
@eGRP さいわいネット <saiwainet@egroups.co.jp>

+じゅんママさん、+カンノカズヒコです。

>詩30:6がダビデの確信なのか、傲慢なのかを考える為に、
>「ゆるぐ<04131> move」を調べてみました。

「ゆるぐことなし」これは、とても重要なことばですよね。
山、岩、信頼、敵の喜び、引き上げる、墓・穴との対比などと連想されますね。

ここでは、「ゆるぐ」も大切ですが、「栄えた」も調べなければなりません。
この「栄えた」は、聖書に1回しか出てきませんが、派生元の語は、詩篇122篇にでてきます。
詩篇122篇は、「主の家」の話ですぞ!

また、ダビデが主の宮を建てたいと申し出たとき、2サムエル7:1に、
「王が自分の家に住み、主が周囲の敵から守って、彼に安息を与えられたとき、」とあります。

>詩30:7bを読むと、主が御顔を隠されるというのは呪いであり、
>詩30:6で傲慢になったダビデをさばいている、とも読めるのですが…。

神様が御顔を隠されるのは、御怒りのときですが、傲慢に対してだけだとは限りません
敵に攻撃されているときも、「いつまで御顔を隠されるのですか」と訴えたりします。
その「御顔を隠す」のは、つかの間なのです。

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