Subject:
Re: [saiwainet] テモテへの手紙第二「愛する子への励ましの手紙」
From:
"+kanno@kanno.com" <kanno@kanno.com>
Date:
2010/04/01 6:38
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

第一テモテには、関係する箇所はなかっただろうか。

2010年4月1日6:34 Mikuni Kanno <mikuni@kanno.com>:
> [saiwainet]グループの掲示板に投稿があったことを、Yahoo!グループよりお知らせいたします。
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> テモテへの手紙第二「愛する子への励ましの手紙」 2010.4.01
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> この手紙の差出人はパウロ、宛先はテモテである。使徒行伝やパウロの手紙には、パウロとテモテという組み合わせが非常にたくさん出てくる。パウロが一番一緒にいた人と言っても過言ではないだろう。では、なぜパウロはあえてテモテに手紙を送っているのか。その目的は何か。
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> パウロは1章6節で、「私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。」と、テモテを強め励ましている。この言葉によって、テモテが何らかの理由により、賜物が以前のように燃えていない状態にあることが推測出来る。ではその理由は何なのか。
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> まず、テモテは苦しみの中にある事が分かる。それは、パウロが二回も「私と苦しみをともにしてください。」と言っているからである(1:8,2:3)。その苦しみとは、キリストにあって敬虔に生きようとする者が受ける「迫害」である(3:12)。テモテは福音のために苦しみを受けている(1:8)。
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> 彼は自分が福音のために苦しみを受けていることや、パウロが主の囚人である(1:8,16)ことを見て、「おくびょう」(1:7)になっている。つまり、それを恥と思ってしまっている。しかしパウロは、自分はそのような苦しみを恥と思ってはいないと伝えている(1:8,12,16)。そして、時が良くても悪くても、どのような場合にも、みことばを宣べ伝えるように命じている(4:2,5)。それによって、テモテは自分の務めを果たすことができるのである(4:5)。
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> パウロがテモテにこの手紙を送ったとき、二人は別の場所に居たが、福音のために迫害を受けることによって(2:9)、二人は同じ苦しみを受けていることになる。それは、まさしくパウロが願っている、「私と苦しみをともにする」事である。なぜなら、今までも二人は同じ迫害や苦難に耐えてきたからである(3:10-11)。また、これはキリストが死を滅ぼし、福音によっていのちを示された事と同じ働きをしているのである(1:10)。
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> テモテが福音を宣べ伝えることを阻んでいる敵は、真理から離れている人たちである(2:18,3:7,8,4:4)。また、3章の冒頭に書かれているような19種類の悪い者たちも、テモテが避けなければならない、「信仰の失格者」(3:8)とも呼ばれている者たちである。彼らは人々を滅ぼすような言葉による論争(2:14)、無知な思弁(2:23)、俗悪な無駄話などをしている(2:16)。テモテはそのような悪い者たちを耐え忍びながらも、よく教えるように命じられている。それによって、真理に立ち返る人がいるかもしれないからである(2:24-25)。
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> パウロは、モーセがヨシュアを励ましたように、「キリストにある恵みによって強くなりなさい。」と言ってテモテを励ましている(2:1)。なぜなら、パウロは「主は、私とともに立ち、私に力を与えて」下さる事を知っているからである(4:17)。
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> このように、パウロは福音のための迫害によって気落ちしているテモテを、手紙を送ることによって励ましている。本当は彼に直接会うことを望んでいるが(4:9,21)、今はそれが出来ない状態にあるので、パウロは神に祈ることによっても、彼を支えている。彼にとっては、パウロが自分と同じ苦しみを受けていることを知る事、また彼がパウロと一緒にこれまでの迫害や苦難を乗り越えてきた事を思い起こす事が、一番の慰めや励ましとなるのであろう。
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> パウロはテモテのことを「愛する子」と呼んでいる(1:2,2:1)。二人の関係は主にある正しい親子関係である。
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> *最後の文章を付け足してみました。
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