Subject:
詩篇39篇の構造などなど by Yukari Kuwano
From:
Kuwano
Date:
2004/06/29 6:50
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

on 04.6.28 8:20 AM, +mikuni@kanno.com at mikuniML@kanno.com wrote:

> +くーちゃんです。
> 
> 記入用の詩篇39篇です。
> 
> --------------------------------------------------------------------
> 
> ■構造を見つける方法
> 
> キアスマス -文学構造で読む聖書 ウィリアム・D・レイミー著 松田出訳より
> 
> キアスマスを見つけるための最初のステップは、分析の範囲を決めることであるが、
> キアスマスとして扱うべきかどうかを見きわめるのは簡単ではない。特に、あるス
> トーリーを独立したものとして切り出すことが難しい。複雑なキアスマスの場合、ひ
> とつのキアスマスが2、3の文しか含まない可能性もあるし、数百語、数千語におよ
> ぶ可能性もある。
> 
> たとえば、創世記3:6-8(男と女が善悪の知識の木の実から食べた個所)をひとかた
> まりのストーリーとして切り出すとしよう。ところが、この部分が創世記2:4b-3:24
> を構成する上位のキアスマスの一部だと知らなければ「彼は食べた」が折り返し点と
> して強調されていることを見逃すことになる。
> 
> さらに、キアスマスが単純なキーワードによる並行関係ではなく、文の意味や概念に
> よって並行させられている場合、その構造を見つけ出すことはもっと難しい。とはい
> え実際には、ほとんどのキアスマス構造は繰り返されるキーワード、節、句、文に
> よって見つけることができるので、そこから始めるとよい。
> 
> 一見してわかるように、この難しさを軽減するための王道はない。丹念に文脈を調べ
> ることが最も確実である。言われている(または言われていない)ことに注意を払い
> つつ、最小単位の細部(並行と対句の両方)までくまなく調べることだ。またどのよ
> うに言及されているか(叙述なのか対話なのか)についても忘れないようにしたい。
> 
> キアスマスらしい個所が見つかったらアウトラインを書き出してみよう。また、分析
> する個所に対応する聖書個所をいつでも参照できるように、各々のアウトラインに聖
> 書の章節番号を付ける必要がある。
> 
> ---------------------------
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> 
> 
お早うございます!! 桑野ゆかりです。よろしくお願いします。

詩篇39篇:

v1-v2 ,v9-v10      A           私は沈黙を守る
v3-v4 、v12-13     B           叫びの祈りを聞いて下さい
v5、v11                C           まことに人とは空しい者
v6 ,v8                     D           愚か者のそしりにしないで
v7                    E           私の望みはあなたのみ


大事な節:
v7        私の望みはあなたです。

3 キーワード:
舌、むなしい、 生きる望み

問い、コメント:
自分の口を制することは一番むずかしいこと(ローマ7章)
v13の”私を見つめないで下さい”という思いの真意は?自分の罪深さのゆえにで
すか?
v4は最近の自分がよく考えることです。


以上です。
           

桑野睦敏・ゆかり
栃木県宇都宮市砥上町315-3 A202
〒320-0856
028-648-3452