Subject:
Re: [saiwainet] 詩篇49篇 最後のさばきに目を留めよ
From:
Date:
2001/08/24 11:05
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+カンノパパです。

> 詩篇49編でいう知恵とは何かに対する答えが
> ここにありました。
> 最後のさばきに目を留めて歩むことが知恵です。

同様のテーマを扱う詩篇73篇で、アサフが次のように言います。

「私は神の聖所に入り、
ついに、彼らの最後を悟った。」

この73篇の前、72篇は、ソロモンの詩篇で、タルシシュがでています。
49篇の前、48篇は、神の都の詩篇で、タルシシュがでています。

49篇は、42篇からはじまる「コラの子たちの」最後の詩篇ですが、
一連の詩篇のテーマは、どのように展開されているのでしょうか。

この世の栄華を求めることのむなしさを通して、
神の都の栄光を求めることにくぎが刺されている
のではないかと思います。

栄華をきわめたソロモンは、この世の富と名声に支配されてしまい、
晩年、悟りを得ました。

あくまでも「神の」都とその義を第一に求めなければなりません。
「神抜きの」都とその義を求めてしまうのが罪人の習性です。

悔改めと感謝の心を失うならば、この世の栄華に支配されてしまいます。
聖餐式の誓いは、最後のさばきに目を留めさせるものです。

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