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Re: [saiwainet] 詩篇51篇の構造と質問
From:
Date:
2001/09/04 17:30
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

恵美さん、さっそくやってみましたね。+カンノパパです。

> 質問
> 「心のうちの真実」とはダビデが持っていたものなのか。(6節)
> ヒソプとは?(7節)
> 神様は何を持ってダビデを洗うのか。(7節)
> 「お砕きになった骨」とはダビデ自身のことをたとえて言っているのか。(8節)

いいですねえ。でも、答えは期待しないでください。
さいわいネットでは、「問」の答えより、「問」自体を求めています。

以前も書きましたが・・・

私のような純日本人は、「良い問い」を発するのが苦手です。
「良い問い」について、ユダヤ人の習慣がある本に出ていました。

以下、引用
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・・・彼らが時に、『答え』そのものよりも『質問』の鋭さを愛しているということ
だ。・・・
それで、むしろ一つの『良き質問』すなわち、問題意識というものが、すぐれた70
の答えを引き出すものとして時に、『答え』そのものよりも高く評価されるのであ
る。このあたりの機微は、過ぎ越しの祭りのときに読まれるハガダーの「四種類の息
子」の姿にもうかがえる。賢い息子のイメージが法規についての鋭い質問を発するの
に比べて、その中でも一番駄目な息子は、『質問することを知らない息子』と呼ばれ
ている。

トーラーの知恵 Torah Today
ラビ・ピンハス・ペリー著 Pinchas H. Peli
手島勲矢・上野正訳
1988年 ミルトス刊
訳者あとがきより

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