Subject:
Re: [saiwainet] 詩篇54篇 裏切り
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Date:
2001/09/28 13:12
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+カンノパパです。

> ジフ人の事件は、サムエル記の大きなキアスマスの
> 中心を囲む重要な事件です。
> キーワードは「裏切り」。

では、「裏切る」ことと、この54篇はどのような関係なのでしょうか?
54篇だけを見ると、「裏切る」ことはすぐに連想されるものでもありません。

■54篇の構造
A 1-3:助けを求める祈り 助けの必要な状況
B 4-5:神は助け主という告白 助けの方法
C 6-7:助けを感謝 助けの内容

A助けを求める祈りの土台は、B神が助け主
C助けを感謝する土台は、B神が助け主
前後、両方の土台が、4-5節に記されている「主の御名」
主の御名によって祈り、主の御名によって感謝する。

神を愛するダビデは、
A苦しみの中にあっても主に信頼し、
C祝福の中にあっても主に信頼する。

「神はいない」という者は、
A苦しみの中にあると不平をいい、
C祝福されると神を忘れる。

神は、御名によって、神に信頼するもののいのちをささえ、
「神はいない」という者は、神に愛される者のいのちをもとめる。

神を認めない者は、神を裏切り、兄弟を裏切り、いのちを求める。
カイン、エサウ、ヨセフの兄弟、預言者を殺すもの、イスカリオテユダ・・・

神を信じるものは、どんなことがあっても、神を裏切らず、兄弟を裏切ることは無
い。

また、来週も「裏切り者」が登場します。

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