Subject:
詩篇55篇の構造 かんのパパ その2
From:
Date:
2001/10/06 19:56
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+カンノパパです。

詩篇55篇を最初に読んだときには、
なんといっても、22節に目が行きます。

そこで、16-23の構造を22節を中心に見直してみました。

A:16-19a 神は祈りを聞いてくださるという確信
 B:19b-21 敵は神をさげすみ攻撃する
  X:22 主に重荷をゆだねよ
 B:23ab 神は敵を必ずさばく
A:23c 主に信頼するという誓い

前半は、

A:1-2 祈りを聞きたまえ
 B:3 敵は迫害してくる
  X:4-8 私には重荷である
 B:9-14 敵は迫害してくる
A:15 祈りに答えてさばきたまえ

前半は、神に重荷であることを訴える
後半は、神が重荷を負ってくださることに信頼する

残念ながら、この構造の場合は、キーワードに忠実ではありません。

主にゆだねて祈るとは、すべてのことを完全にさばいてくださる主のさばきに信頼す
ることである。友に裏切られるという最も苦しい攻撃の中でも、神に忠実に信頼しつ
づけることが求められている。

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