Subject:
Re: [saiwainet] 詩篇59篇と第一サムエル記19:11からの関係
From:
matsuda@saiwai.net
Date:
2001/11/02 15:16
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+松田@移民です。

反応が遅くてすみません。

うろつき回る構造をじっくり見させていただきました。
前に言われたようにサムエル記が問題になっているので
Iサムエル19-20を読みました。

> 追いかけてきた犬は、預言し、きばを抜かれて返されています。
> 羊にされたかのようです。

なるほど。そういう意味のようですね。そういえば、歯を折る話は
詩篇58篇にもありましたね。

サウルも「私が悪かった」と言ってみたり「今殺す」とか
言ってみたり、心がうろうろしていますね。

「ダビデがラマのナヨテにいる」と、ご丁寧に告げ口する
人は、エドム人ドエグやジフ人を思い出します。彼らもまた
つきまとって離れない者たちのようです(Iサムエル19:19)。

そして、たしかにダビデは、
「私にどんな咎があり、どんな罪を犯したのか」と
ヨナタンに言っていますね(Iサムエル20:1)。

窓からつり下ろされて救われる話はエリコの戦いの話や
使徒行伝にもありました。

Iサムエル19-20は、ダビデがサウルの王宮に戻らなくなる
最後の時で、野をさまよう生活の始まりでもありました。



> +カンノパパです。
>
> > 2)犬の攻撃は三回
> > この詩篇の犬の箇所は三回でてきて、それは犬がうろつき
> > 回っていることを表しています。
> > 19:19からを見るとサウルは三回犬を使わしていることが分かります。
>
> 1サムエル記19章では、犬は4回つかわされます。
> A)はじめは、ダビデの家に来て、ミカルが逃します。19:11-18
> B)そのあと、サムエルのラマに逃げたあと、3度送られてきます。19:21
>
> 詩篇59:1-5がA)、神様のおられるとりで、サムエルのところに逃げる。
> しかし、すぐに、犬どもは何度も追いかけてくる。B)59:6-17
> サムエル記では、3度ですが、59篇では2回の繰り返しで、「何度も」を
> 表現しているのではないかと思います。
>
> 追いかけてきた犬は、預言し、きばを抜かれて返されています。
> 羊にされたかのようです。
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>  +カンノパパ@さいわいネット
>  http://saiwai.net/
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