Subject:
詩篇60篇の構造(+カンノパパ説)
From:
Date:
2001/11/07 20:48
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+カンノパパです。

前半と後半に分けました。
理由1: 5-12節は、詩篇108:6-13と同じ
理由2: 4節にセラ(休符?)

【神が民を裁く:1-4】
A: 1 神が民を拒む
B: 2 地を裁く
B: 3 民を裁く
?: 4 弓(力)ではなく御旗(御名)による?

【神が異邦を裁く:5-12】
A 5 助けを求める
 B 6-8 神が異邦を裁く
  C 9 誰が導くのか
   X 10a 神が民を拒む
  C 10b 神が導く
A 11 助けを求める
 B 12 敵を裁く

この構造からもわかるように
前半:神が民を裁く
後半:神が異邦を裁いて、民を祝福する

大勝利をおさめたダビデは、傲慢になることなく、
勝利は、ただただ、神の御力のみによると告白する。
ヘンリー5世が、勝利のあとにノンノビスを、
歌うがごとくである。
神が拒んだ民を、あわれみによって導き、
穴から救ってくださった神に栄光あれ。

補足:
詩篇108の前半、1-5は、
詩篇57篇の後半とおなじです。
57篇は、サタンが穴に落ちた詩篇です。

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 +カンノパパ@さいわいネット
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